Speaker: Maki Umakoshi

自分が外国人だと感じることってありますか？聖書は私たちは皆外国人だと言っています。神から遠く離れていた存在だったのです。そんな中、神が私たちのところに来てくれた。その真理に立った時、私たちは周りの人をどう見ないといけないか？エペソ書2章からそんなことを考えてみましょう。

時に私たちの信仰は落ち込んでしまうことがあります。聖書を読んでいても、あまり心に響かない。そんなことがみなさんにもありますか？そんな時、昔の自分を思い返してみましょう。私たちは暗闇の中に生きていた。しかし！神はそんなところから私たちを引き上げてくれた。それを覚えて日々歩みたいものです。

今日からエペソ書のメッセージシリーズを始めます。パウロがこの手紙を書いた理由は、私たちの心の目が開かれて、神様の素晴らしが見えるようになるためです。時に私たちは人生の荒波に揉まれて、それが見えなくなってしまう時があります。そんな時、私たちは足を止めて、神が私たちに与えてくれたアイデンティティーを確認しないといけません。

私たちは普段色々なものを点検します。車の点検、家の状態の点検。でも、最後に心の点検をしたのはいつですか？イエスは種蒔きのたとえを用いて、人々の心の状態を四つの土壌（道端、岩地、いばらの中、良い地）に例えました。心が良い地であれば、多くの実を結びます。

皆さんは「父親」という言葉を聞くと何が連想されますか？良い思い出が思い浮かぶ人もいれば、そうでない人もいると思います。私たちが家庭環境で受けた傷は、私たちの子供たちに受け継がれることが良くあります。この悪循環を断ち切るには、すべての親がそして子供が正しい父親の模範像から学ぶ必要があります。聖書の「父なる神」がまさにその完璧な父親の模範像です。今日はイエス様が語った「放蕩息子」の譬え話しを通じてそれをみていきたいと思います。

贖（あがな）いという言葉を聞いたことがありますか？対価を払って買い戻すという意味です。聖書にはこの言葉が何度も何度も出てきます。この言葉には神が私たちを救ってくれた方法がよく現れています。今日は、ルツ記の最終章を通して、神の贖いの意味をじっくりと味わってみたいと思います。

前に進むべきか、留まるべきか。今日の本文でルツはこの二つの決断をしています。私達も、いつ大胆に前進すべきか、またいつ神のタイミングを信じて待つべきかが分かれば、人生で迷うことがありません。

みなさんは偶然を信じますか？今日の箇所で、ルツが偶然の出会いに遭遇します。一見偶然のように見えたのですが、その背後に神が動いていたことがわかります。私たちが暗闇の中を通る時も、神が動いているということを今日の箇所から確認したいと思います。

今日からルツ記のシリーズを始めます。ルツ記はイスラエルの歴史の中で王様がいない混沌した時代が舞台となっています。ルツ記の1章では、とあるユダヤ人の家族が暗闇の中を通っている様子が描かれています。この話しから、人生の暗闇をどう乗り越えていくべきか考えてみましょう。